2019年10月17日木曜日

今日のランチ(2019.10.17)

菜めし・赤魚照焼・もやしソテー・芋煮汁・牛乳・ワッフル

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 先日、「海がきこえる」というジブリ作品を観ました。この作品は地元である高知から出て東京の大学に通う杜崎拓が主人公です。高校の同窓会に参加するため、高知に向かう飛行機の中で高校時代のことを思い出すというお話です。自分でも気づかないうちに思いを寄せていた転校生の武藤里伽子。その自由奔放な性格から周りも自分も振り回されますが、里伽子を思うがゆえにかけた言葉で逆に里伽子を傷つけてしまいます。どこの大学を受けたのかも風の噂でしか知らない、里伽子ともっといろいろな話をしてみたかったと後悔する杜崎ですが、ある日ホームで電車を待っていると、見知った顔の女性が向かいのホームで同じく電車を待っています。その女性とは里伽子で、「自分は本当に好きだった」と改めて思い、話が終結します。

 ジブリ作品では珍しいとされているこの作品は、誰もが起こりうる「すれ違いの歯がゆさ」が色濃く描かれており、登場人物の恋愛のみのお話です。ジブリ好きの私でも観たことのない作品はまだまだあります。理由は「古い作品だから」「コンセプトがわからない」「監督が知らない人だから」などの理由です。「海がきこえる」も同じように避けてきた作品です。「海がきこえる」という素敵なタイトルの作品を今まで観なかったことに少し後悔していますが、また良い作品に出会えました。観ようと思ったきっかけは、最近また、映画を観ることが楽しくなったからです。ほんの少しのきっかけで面白さに気づけたり、新しい発見をすることができます。

 

 敬和でもお昼になって友愛館に行くといろいろな発見があります。普段一緒にいないけどランチを一緒に食べるグループや先生方とお喋りしながら食べる人、牛乳を2~3本飲んでいる人、必ずご飯や汁物をおかわりする人、おかわりがもうないと残念そうな顔をする人。敬和のランチは生徒のいろいろな一面を見せてくれます。私はランチの汁物が大好きです。今日の芋煮汁も美味しくいただきました。ご馳走さまでした。

(I.Y)