麻婆丼・中華サラダ・ワカメスープ・牛乳・冷凍パイン
2021年6月30日水曜日
2021年6月29日火曜日
2021年6月25日金曜日
今日のランチ(2021.6.25)
もち麦ごはん・厚焼き玉子・ひじき煮・けんちん汁・牛乳・ミニクレープ
「麦秋」である。競馬場から敬和に向かうと、少し坂を上るようになる。その途中に麦畑があり、今年も収穫期を前に金色の穂が初夏の風に揺れている。校地内は紫陽花が咲き、プラタナスの新緑がまぶしい。生徒は②定期考査を来週に控え、学習に集中する毎日だ。
このランチを頂いた後、茨城県へ研修に行くことになっている。「言語技術教育」の研修を受けるためである。次年度入学生から先行実施される新教育課程に合わせ、敬和でもカリキュラムの見直しを準備してきた。「敬神愛人」を柱に据えることは変わらない。しかし、生徒の現状に合わせたメソッドを意欲的に取り入れようと、若い先生方から提案があった。
言語技術=Language artsとは世界の多くの国で実施されている言語教育である。言葉を巧みに用いて美しく効果的に表現すること=ギリシアのレトリック(修辞学)、を出発点とする。問題点を探し出し、優先順位をつけて配置し、相手が理解できるように表現する方法論である。
人は言葉を使って考え、表現する。語彙が少なく、言葉を使いこなせない幼少期には、自身の気持ちを言語化できず苛立ったり、伝えられないもどかしさから癇癪を起こしたりする。現代の高校生も、SNSにコミュニケーションの多くを依存し、もどかしさや苛立ちを覚えることが多い。新しい理論と技術を彼らにしっかり還元できるよう、学びを深めて来ようと思う。
(S・K)
2021年6月24日木曜日
2021年6月23日水曜日
2021年6月22日火曜日
2021年6月21日月曜日
2021年6月18日金曜日
今日のランチ(2021.6.18)
ポークカレー・グリーンサラダ・コンソメスープ・牛乳・ヨーグルト
フェスティバル2021が無事終わった。コロナ禍の中、1日開催で完全非公開。演劇や合唱などの室内部門は感染対策のため制限付き。バンドなどもなし。締めのフォークダンスもなし。例年通りとはいかないながら、生徒は「新しいフェスティバル」の創造に力を尽くしてくれた。
例年、生徒の物語が新たに紡がれるフェスティバルだが、今年の3年生は担任団の感性が豊かなのだろう。多くの成長の物語をお聞きすることができた。今までクラスになじめず、何かというとクラスの不平不満ばかり言っていた男子が、リレーで大活躍。ゴールの瞬間に皆から祝福され「ようやくクラスになじめた気がする」とつぶやいた話。
衣装チーフの華々しい活躍と表彰された時の歓喜。その光の当たる舞台の陰で、毎日放課後黙々と被服室に通い、ミシンを踏み続けた女子。目立つことはないが、指示に従って現場でコツコツと仕事をする人の存在に気付いたチーフが、最後に話した感謝の言葉と涙を、嬉しそうに担任が話してくれる。
面倒が起きる前に中止にする。「思い出作り」のために縮小版で代替する学校もあるようだが、敬和が行事にこだわるのは、ただ思い出作りのためではないことは前回書いた。そして、今年も「新しいものを作り出す喜び」「他者を思いやる力」という、行事を通じた学びの種はしっかり53rd、54thに蒔かれたのである。
(S・K)
2021年6月17日木曜日
2021年6月16日水曜日
2021年6月15日火曜日
2021年6月11日金曜日
2021年6月10日木曜日
2021年6月9日水曜日
2021年6月8日火曜日
2021年6月7日月曜日
2021年6月5日土曜日
2021年6月4日金曜日
今日のランチ(2021.6.4)
ごはん(ふりかけ)・メンチカツ・和風サラダ・味噌汁・牛乳・オレンジ
フェスティバル(学園祭)の準備が佳境に入った。明日は連合活動のための登校日。すでに5月の連休に振替休日を設定していた分の登校日である。フェスティバルは昨年同様に1日開催。外部の方の観覧は一切できない完全非公開で行われる。変異株の拡大の現状を考えると仕方がない。
敬和が行事も大切な授業であると考える理由が2つある。一つ目は「鉄は鉄をもって研磨する。人はその友によって研磨される。(箴言27:17)」という「聖書の御言葉に表されているように、机に向かう勉強だけでは習得できないものが行事にはあるからである。
二つ目は、行事はただの思い出作りのために行われるのではなく、大切な学びの時だと考えるからである。一人ではできない限界を知る事。力を合わせて成し遂げる喜び。達成感。リーダーとは、独善や傲慢さとは逆の、感謝と謙虚さを持たねばならないという気付き。行事はこれらを学ぶ絶好の機会である。
急に気温が上昇し夏日となるなど、体調管理も難しい中、あえて人間関係の構築に困難さを伴うような環境に生徒を置く。学校としても挑戦の時だが、そこには信じて揺るがない教育観がある。乗り越えた先に、生徒一人ひとりが大きく成長するというという確信が。
(S・K)
「お前達の前途が、どうぞ多難でありますように…。多難であればあるほど、実りは大きいのだから。(檀一雄「娘たちへの手紙」)」