2019年3月15日金曜日

今日のランチ(2019.3.15)

ドリア風ピラフ・グリーンサラダ・コンソメスープ・牛乳・ミニケーキ

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 今日で今年度のランチは最後。一年間、様々な工夫を凝らしたメニューでいつも美味しいランチを提供していただいた栄養士の五十嵐さんと調理師の皆様には、深く感謝しています。

 春は出会いと別れの季節。今日私の隣で今年度で退職されるレジェンドの先生がランチを召し上がっていました。様々な昔の話を伺いながら、今度はまた私たちが新たな歴史を創るのだ、と気を引き締めた次第です。

 時は流れ、ランチを食べる顔ぶれもメニューも変わっていきます。しかしランチの時間に流れる幸福感とあたたかな空気は、いつも変わらず敬和の中にあるはずです。敬和の中で変わるものと、変わらないもの。それは一体何なのか、常に考えながらこの先も歩んでいきたいものです。最後に、私が好きな寺山修司の詩の一部を載せておきます。

 

『さよならだけが人生ならば 

    また来る春はなんだろう

 はるかなはるかな地の果てに

    咲いてる野の百合なんだろう』

 

 一年間、ランチレポートにお付き合い頂き、ありがとうございました。

 次年度もよろしくお願い致します。

(M2)



2019年3月14日木曜日

2019年3月13日水曜日

今日のランチ(2019.3.13)

ごはん(ふりかけ)・えびかつ・キャベツサラダ・豚汁・牛乳・ブッセ

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 ランチレポートをご閲覧の皆様、今年度水曜日のレポートも最後となりました。有難うございます。テストも本日で終わり、いよいよ終業に向けて大忙しです。天気も今日は寒いですねぇ。春はまだ遠いのでしょうか。とにかく、体調に気をつけながら頑張りたいと思います。

 さて、今日のランチはなんと言っても「豚汁」。なぜか知りませんが、豚汁がでると本当に食がすすみます。味噌汁一杯で沢山の栄養が取れる、豚汁最高です。

 今年度1年間、美味しいランチを提供して下さった調理員さんに感謝です。

 来年度も美味しいランチをお願いします。

(S.T)



2019年3月12日火曜日

今日のランチ(2019.3.12)

スパゲティーナポリタン・チーズサラダ・牛乳・アセロラヨーグルト

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 今年度も美味しいランチを生徒と一緒に食べることが出来た。加齢による代謝の落ち込みから、食べた分だけ太るようになった。もっと運動しろということだ。一方で、大きな病気もせず、インフルエンザの猛威からも何とか逃げ切れそうだ。これも神様のご加護と同じくらい、ランチのお陰様だと思っている。

 

 生徒の栄養面や、健全な成長を考えたとき、管理栄養士がきめ細かく計算し、レシピを考えて作った献立を毎日いただく環境は、素晴らしいと思う。加えてこのホールの大きさだ。約1・5回転で全校600余名が食事を取れる余裕。チャペルに似せて作られた開放的で高い天井。級友とにぎやかに食べても良し、一人で食べても良しの雰囲気と工夫。

 

 小西前校長は、食べることの大切さを強く言われていた。聖書にも「最後の晩餐」だけでなく、様々な場面でイエスがいろんな人たちと食事を共にしている。そして共に集い、共に食べる中から奇跡が起きる。パン5つと魚2匹で5000人が満足する奇跡のお話も、聖書の中のお話である。

 

 寒の戻りから肌寒い今日のランチホールは、しかし生徒たちの暖かな笑い声に満ちている。スパゲティーナポリタンを頂きながら、食べることの大切さを改めて感じる。ふと見ると卒業生が尋ねてきてくれている。久しぶりに食べるランチに笑顔一杯の彼女たちを見て、ここにも敬和の教育があるのだと改めて感じた3月の中旬である。

 

 

 

 

 

 今週末敬和は終業を迎えます。本年度「今日のランチ(火曜日)」にお付き合い頂きありがとうございました。4月は担当替えもありますので、一旦お別れのご挨拶を申し上げます。

(S・K)



2019年3月11日月曜日

今日のランチ(2019.3.11)

菜めし・サケ塩焼・ひじき煮・味噌おでん・牛乳・ミニクレープ

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今年度最後のランチレポートになりました。適当なことばかり書いてきた月曜日ですが、最後はある敬和生Sくんの話を書こうと思います。

 

S君は一ヶ月前に私の前にやってきました。S君は第1から第4定期の数学で人に言えるような点数を取ってきていなかったので、どうしても第5定期テストで80点以上を取りたいと言いました。なかなかのハードルだなと思いつつも、毎日昼休み前半の25分間こつこつとできる問題から解説とプリント演習を始めました。途中、入試や送る会の練習でなかなか時間が取れない日が続いても、S君はやめずに昼休みにやってきて練習に取り組みました。彼の日々の成長を近くで見ることができて、貴重な経験をさせてもらっているなと思いました。

 

そんな彼のテストは水曜日。今日も一ヶ月前と同じように彼はやってきて、最終調整の問題集に取り組んでいきました。いつもどおり後半にランチ。一ヶ月という時間を回想しながら、おでんを頬張るのでした。やるだけのことはやったのだから結果は付いてくるはずです。がんばれ。春は近い。

(Nm3)



2019年3月8日金曜日

今日のランチ(2019.3.8)

ポークカレー・グリーンサラダ・コンソメスープ・牛乳・プリン

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 今日から今年度最後の定期テストです。泣いても笑ってもこのテストで今年一年の成績が決まります。

 毎年のことながら,人生の中でこの期間ほど勉強したことはないと豪語する人もいますが・・・。何か違っていないかな?と思います。

 知ること、その力を使うこと、いわゆる知恵って蓄積によってできあがるものだと思うので、付け焼き刃的なものは知恵にはなり得ないのではないかな?

 今回のテスト、付け焼き刃ではなく本当に知恵となるようにできたら良いね。

 でも腹が減っては戦にならない。そのためには腹ごしらえ。特に今日は敬和のランチの中でも人気のメニューであるポークカレーです。栄養士の五十嵐さん初め調理員さん皆さんが腕によりをかけたランチ、知識の習得のための戦に勝つためにもランチをしっかり食べて戦に備えましょう。

 

 今日もランチ、ごちそうさまでした。

 

(さいえんす・ふぃくしょん)



2019年3月7日木曜日

今日のランチ(2019.3.7)

ソフト中華麺(ちゃんぽんスープ)・ししゃもフライ・茎わかめサラダ・牛乳・バナナ

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 今日は卒業祝福礼拝が行われた。3月1日に来られなかった人のために、先生方にお願いをしてもう一度礼拝をしてもらったのだ。最初は恥ずかしいからやらなくていいと言っていた生徒も無事参加することができた。その生徒は行事のたびに休み、いつもクラスを泣かせてきた生徒だった。前日練習まではいるのに当日はいつも来なかった。今週の火曜日に荷物を取りに来たその生徒は申し訳なさそうに手紙とチョコレートをくれた。

 「私は手のかかった生徒だと思います。迷惑をかけてごめんなさい。3年間辞めずにいられたのも親や先生や友達、周りの助けがあったからだと思います。手のかかる私でも見捨てずに支え助けてくれる人がいる。恵まれているなと感じました。最後に先生、たくさんお世話になりました。」

 こんなことが書かれていた。その生徒にとってはしんどい3年間だったかもしれない。でもこの手紙を読んで、その生徒は敬和に来た意味があったのだと思った。いつもつっぱっていたけれど最後に素直になれてよかった。49回生はたくさんの宝物をくれた。今日少し涙目になっていたその生徒に返信のお手紙を渡し、握手をして送り出した。

 もっと素直に生きていいんだよ、いってらっしゃい。また会う日まで。

(T.Y)



2019年3月6日水曜日

今日のランチ(2019.3.6)

バターロール・ビーフシチュー・野菜サラダ・牛乳・ヨーグルト

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いよいよ年度末の3月になりました。

ところでみなさんは、インフルエンザ大丈夫でしょうか。

なんと、いま、敬和学園ではインフルエンザが大流行。

でも、これって世間から見るとちょっと時期違いの流行じゃない!?と言われそうです。

 

世間の流行を気にしない敬和学園…ですね。

 

さて、ランチのメインは「ビーフシチュー」。サイコロ状の牛肉と大きいジャガイモ。バターロールと一緒に食べると美味しさ倍増です。

この美味しさを糧に、午後からも頑張りましょう。

(S.T)



2019年3月5日火曜日

今日のランチ(2019.3.5)

炊き込みごはん・鶏肉照焼・野菜ソテー・味噌汁・牛乳・ミニワッフル

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 先週金曜日、3月1日。49回生が敬和を巣立っていった。当日配布された「卒業パンフレット」に卒業に寄せてメッセージを書いた。当日敬和にお出でにならない方々もこのコンテンツをご覧頂いていると思い、ここに僭越ながらご供覧に付す次第である。

 

 『昭和の生まれの私にとって未来社会とは、きのこのような高層建築物を背景に、空飛ぶ乗り物が行き交い、宇宙旅行ができて、様々な仕事をロボットが行うイラストで紹介されたものでした。50歳を過ぎ改めて現在の社会を眺めると、あの絵にあったことよりはるかに進歩している部分と、むしろ後退している部分があることに気付きます。

 

 皆さんが出て行こうとしている社会は、何が現実で何が仮想なのか区別し難い世の中になりつつあります。人の命でさえその一回性や不可逆性が信じられなくなるほど、リアルとバーチャルの境界が見えなくなっている。

 

 そんな中、自分とは何者か、他者とはどのような存在か、そして人知を越えた存在とは、という聖書の教えを学ばれた皆さんは、迷ったり見失ったりしたときも必ず帰る場所があることを知りました。「いのちのままに咲きなさい」を学年テーマとし、自分の命は他者によって生かされ、他者を生かしているのは自分の命であることに向き合った皆さんには、この世界で必ず活躍する時と場が待っています。どうかお元気で、ご活躍をお祈りします。』

 

 毎日のランチで体を育て、毎日の礼拝で心を育んだ49回生の門出を心より言祝ぎたいと思う。

(S・K)