2016年1月29日金曜日

今日のランチ(2016.1.29) ★3年生終業 お別れランチ★

セルフホットドッグ・スープスパゲティー・アセロラヨーグルト・牛乳

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 気が付けば1月も最後の登校日。

毎年、敬和はこの時期になると終業を迎える3年生の存在の大きさを実感するようになります。

成績処理の関係で3年生だけお休みだった昨日は、1・2年生も座席が変わって後ろがガラーンとなったチャペルを前にして、頭では分かってはいるものの強い違和感を覚えました。

寮では、まとめ合宿が行われ大掃除や荷物整理が行われています。

今朝の礼拝では、学年主任の浅妻先生が3年間の歩みを総括して最後のメッセージを語られました。

「今を共に」というキーワードを土台に据えて、互いの弱さや痛みを共に担いながら歩んできた3年間。

色んなぶつかりや失敗もあったけれど、それを通して与えられたかけがえのない出会いや成長。

特に、今年の3年生、46回生は異なる個性を持った隣人を大切に受け止める「優しさ」と「寛容」を、その身をもって示してくれたように思います。

 

そんな3年生の終業をお祝いするランチメニューは、ボリュームも満点!!

色んな具材を好みで挟んで食べられるセルフホットドッグ。

厳しい寒さに嬉しいスープスパゲティー。

 

おっと!! 少し早めにLHRが終わったのか、元気な3年生が友愛館に駆け込んで来ると、いつものような賑やかさで、周りがパッと明るくなったように感じられます。

そんな一人ひとりの表情を見ながら、少し酸っぱいアセロラヨーグルトを食べていると、窓の外の景色が少し滲んで見えました…。

(N,M)



今日のランチ(2016.1.28)

中華おこわ・酢豚・ワンタンスープ・牛乳・杏仁豆腐
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今日の酢豚とおこわは絶品なんてもんじゃなかった。
でも、今日はその話じゃない。
数日前のランチのエピソードを紹介しよう。

おれとN先生は、早ランチに向かった。
その日はテストだったので、4時間目終了後がランチ。
おれたちは試験監督がなかったので、誰もいないランチホールでゆっくりとランチを楽もうと思った。
その日のランチはフライドチキンだった。
おれは切実に普通は一個のフライドチキンを二個食べたいと思った。
そこでNに言った。
「おい、フライドチキン、二個くれって頼んでみてよ。」
「そんなの、先生が言えばいいじゃないですか」とNはしり込みする。
「馬鹿、おれは年寄りだ。(55歳)そんな恥ずかしいこと言える訳ねえだろ。」
(ちなみに四十男のNはおれのかつての教え子だ)
Nはしぶしぶ調理員さんに声をかける。
「今日は大雪で、ずいぶん生徒が学校に来れなかったみたいですよ。」
そこから入ったか!さすがに普段キリスト教を説く男は違うな。おれは心の中でうなった。
調理員さんはしばらく何のことか分からなかった。
おれ達は必死でもの欲しそうな表情を浮かべる。
「チキン、二個食べますか?」
「あざーっす!」おれたちは声を揃えて叫んだ。

こんな幸せってないよな。
普通一個のフライドチキンを二個食えるなんて、ないよな。
おれ達は幸せとチキンをかみしめていた。
するとそこへ、同じ宗教科のYがやってきた。
見るとチキンが二個のっている。
「あれ、お前、何でチキン二個なんだよ?」おれは思わず叫んだ。
するとさすが宗教家のYは、あわてず騒がず、しれっと、「もう一つください、と言いました」と言った。
おれは逆上し。「お前な、おれ達はな、チキン二個もらう為に、今日は大雪で…って所から入ってだな、必死で目で訴えてだな…要するに、ものすごく苦労して二個もらったの。なんでお前が、あっさり、『もう一個ください』なんて言えるんだよ!」と叫んだ。
しかし牧師のYは少しも動じず、うっすらと笑みを浮かべた。

ところへ、国語科の新任Wがやってきた。
見ればWの皿にもチキンが二個!
「W!どうしたんだ、そのチキン!」おれは我を忘れて叫んだ。
「普通に調理員さんが二個くれました。」Wは何の屈託もなく言う。
「お前、頼んだのか?」
「いえ、普通に、二個くれました。」
「お前なあ、お前がどうしてチキン二個もらえたのか分かってんのか?そこには先輩方の苦労がなあ!並々ならぬ苦労がなあ…それをお前は何にもせずに…お前は新人のくせにずうずうしいんだ!そのチキン、一個おれによこせ!」おれはこう叫ぶと椅子から立ち上がった。青ざめるW。
「先生、55歳でしょ、もうじきおじいちゃんになるんでしょ。恥ずかしいですよ…たかだかフライドチキンで…」
Nが悲しそうな目をしておれに言った。

おれは我に返った。
そして唇をかみ締めながら、椅子に座った。
本当に、恥ずかしい…
(T.H)


2016年1月27日水曜日

今日のランチ(2016.1.27)

バターロール・ビーフシチュー・チーズサラダ・牛乳・ゴマプリン

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 先週から3年生の授業もあと何日という話題が続いていますが、今日は定期テストの最終日、いよいよ本当の「授業」終了になりました。明日、3年生はお休み、明後日の29日は翌日からの自宅学習の過ごし方を確認した後、「卒業生を送る会」の出し物の練習、そして大掃除になります。後輩たちに、46回生の最後の後姿を見せてやってほしいと思います。

 

 今日のランチは「ビーフシチュー」。

 

 ビーフシチューは16世紀から17世紀(日本では真田信繁が活躍していたころ・・・大河ドラマの信繁はいま15歳くらいの少年です・・・見えないけど)にフランスで確立した煮込み料理。もちろん日本に入ってきたのは明治以降。いまでは、家庭でも料理される食べ物になっていますよね。でも、敬和のビーフシチューは牛の筋肉をワインでコトコト煮込んだ絶品です。しかも、600人分を大なべを使って作っていただいたもの。カレーもそうですが煮込み料理は「大なべで沢山作られたものがおいしい」というのが定石。3年生の皆さん、29日は「お別れランチ」ですが、通常メニューの最後にとっておきの人気料理を出してもらって良かったですね。皆さん、大盛りにしてもらいましたか?それとも、おかわりだったでしょうか?

 

(おまけ)日露戦争での日本海海戦の司令官東郷平八郎が、イギリス留学のときに味わったビーフシチューが忘れられずに、帰国後、部下にシチューを作るように命じました。しかし、調理法も分らず、食材も無い中で、部下が「こんなかな」と工夫してできた料理が「肉じゃが」なのです。

・・・都市伝説みたいですが。

(K.S)



2016年1月26日火曜日

今日のランチ(2016.1.26)

ごはん(しそひじき)・銀サケ塩焼・切り干し大根煮・ちゃんぽんスープ・牛乳・ヨーグルト

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 昨日の大雪、敬和はすべて雪の中である、と言うと聞こえはいいが、通勤通学は大変だ。新潟市内は消雪パイプがほとんどなく、急な降雪には脆弱な交通環境だ。スクールバスも影響をもろに受ける。礼拝を遅らせ、何とか授業を始めたが、帰りのバスをどうするか? 4時に出した後、5時半の「遅バス」までに帰着できない恐れがあるという。また、バスを降りた後、公共交通機関に乗り継ぐ生徒もいるので、運休や不通に対応するために早めに下校させる必要がある。結果、昨日・本日とも「4時バス一斉」。7台を一斉に出発させ放課後の活動を一切しない。超例外的措置である。

 

 さて、「しそひじき」なるものに興味をもたれた方もいらっしゃるのではないだろうか。あったかごはんが美味しくなる魔法のふりかけ「しそひじき」である。カルシウム・鉄分・ミネラルも取れる魔法のおかず「しそひじき」。薬丸さんもはまった「しそひじき」、是非お試しくださいませ。

 

 ちなみに、昨日「安田バス」の帰着は午後7時半。3時間以上かけて生徒を無事送り届けていただいた運転手さんに、ただただ感謝である。

(S.K)



2016年1月25日月曜日

今日のランチ(2016.1.25)

炊き込みご飯・鶏肉から揚げ・小松菜炒め・ニラ玉スープ・牛乳・シュークリーム

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 先週末は大雪だったが、今日は天候が回復しいい天気。一気に降り積もった雪がまぶしい。冬の光に照らされてキラキラと輝いている。青い空と白い雪。そのコントラストがなんとも言いがたい。そんな景色を眺めながら炊き込みご飯を一口。ご飯にしっかり浸み込んだ味が広がる。ニラ玉スープで一息つき、小松菜炒め、そして鶏のから揚げ。から揚げは衣が本当にカラッとしていて、市販されているものよりも数倍も美味しい。最後の締めにシュークリーム。ほのかに甘い味がなんとも言えない。あさってからは雨が降るらしい。このきれな景色が冬の間続けばいいのに…と思いながらランチホールを後にした。

(S.T)



2016年1月22日金曜日

今日のランチ(2016.1.22)

ハヤシライス・野菜スープ・牛乳・フルーツポンチ

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 あられが窓を叩きつけていた昨日、一昨日に比べれば穏やかな日となりましたね。労作で雪かきをしているおかげか、敬和学園の敷地内の雪も減ってきました。風邪やインフルエンザも流行ってきたので、うがい手洗いを心がけましょう。

 

 さて、今日で3年生は授業が最後になりました。来週からテストですね。今日で高校の授業が終わりということに、寂しさを感じているのでしょうか。それとも今はまだ、授業が終わったという開放感の方が強いものでしょうか。敬和学園の先生の授業に耳を傾けるのも今日が最後だったと気づくのは、春休みになってからか、大学生、社会人になってからか。今日の礼拝のお話でも「敬和での学びを振り返ってほしい」という言葉がありました。3年間をしっかり振り返って、自分の糧にしてもらいたいですね。

 

 そんな今日のランチは「ハヤシライス」!! なんでハヤシライスって名前なんだ?と気になった方は敬和学園の今日のランチ(2015.11.13)をご覧ください。ハヤシライスと聞くと、トマトの酸味がちょっと…と思ってしまう私ですが、敬和学園のハヤシライスはまろやかで口当たりが優しく、ご飯にもよく合います。温かい野菜スープとあいまって、なんだかあったかい気持ちになりますね。今日もお腹いっぱいご馳走様でした。

                                   (N、M)②



2016年1月19日火曜日

今日のランチ(2016.1.19) ★図書委員会・給食委員会コラボメニュー★

★図書委員会・給食委員会コラボメニュー企画「本×ランチ」★

オムライス・コーンスープ・ころころチーズサラダ・牛乳・アップルパイ


 外は暴風雪警報ということで冷たい嵐が吹き荒れている。明日の入試までにはなんとか回復してもらいたい。さて、給食委員会ではフェスティバルや卒業記念ランチなどを、生徒の希望と栄養士さんの指導のもと、提案している。本日はそこに図書委員会も加わっての企画である。本の中に出てくる料理を敬和のランチで再現し、物語の背景を深く理解しつつおいしくいただいてしまおう、というものだ。

 そういえば幼少のみぎり、絵本「カロリーヌとおともだち」(小学館・世界の童話シリーズ)の中に出てきた「スパゲティ」を見て、母親にこの料理をぜひ作ってくれと懇願し、生まれて始めて「ナポリタン」を食した感動を思い出した。
想像と現実を行ったり来たりするこの企画、おおいに「アリ」だと思う。

 さて、メインのオムライスは「ムーミン」。アンケートで「おサルのジョージ」のハンバーガーを押さえて堂々1位となってのご提供だ。ケチャップで味を調えたライスの上に薄い卵焼きがかかり食欲をそそる色味である。お好みでケチャップソースをかけて頂く。誰だ、ムーミンなんか描いてるのは……。

 アンケート集約など図書委員会の皆さんお疲れさまです。ご馳走様。 (S.K)


2016年1月18日月曜日

今日のランチ(2016.1.18)

ごはん(梅びしお)・ハンバーグ・ほうれん草ソテー・味噌汁・牛乳・みかん

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 午前の授業を終えてランチホールに行くと、温かいごはんが迎えてくれる。心を本当にホッとさせてくれる瞬間。今日のメインはハンバーグ。ケチャップのソースがかけられている。焼肉やステーキもいいが、やっぱりアツアツのハンバーグは美味しい。ほうれん草ソテーにはコーンとにんじん。色合いがとてもいい。お腹を満腹にさせてくれると同時に、目でも舌でも楽しむことのできる敬和のランチ。こんなランチを今年も提供して下さる給食の方々に感謝。

(S.T)



2016年1月15日金曜日

今日のランチ(2016.1.15)

エッグカレー・コンソメスープ・牛乳・フルーツ白玉

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…ん?

朝目覚めた時から頭が痛く、鼻水が止まらない。

こりゃいかん、昨今の寒さで風邪をひいてしまったようだ。

しかし、3年生の終業も近いのでここは休むわけにはいかない。

幸い熱は無いようなので薬を飲んで出勤した。

すると、私の机の上に自習監督のお願いが!! しかもランチ前の3限…。

いつもは何ともない自習監督も、今日のような体調が優れない時や、特にランチ前の3限というのは、正直萎える。

 

…いかんいかん、これも大事な仕事だ。

教科が美術だったので、中庭の美術室に行くと2年生が油絵の具で自画像を描いていた。

日頃あまり立ち寄る機会の少ない美術室だが、通常教室に比べて油の匂いや絵の具の汚れなども含めて独特の趣がある。

そこに並んだ20数個のキャンバス。

一人ひとり違った顔つきを、それぞれが思い思いの形で描いている。

面白いなあ。

それらを見回っていると、1人の女子生徒がキャンバスに向かいながらボソッとつぶやいた。

「ああ、今日は何かやる気でないなあ…。ん?待てよ、今日のランチ、エッグカレーだったっけ!? よーし頑張ろう!!」

 

チャイムが鳴り友愛館に入った瞬間に分かるスパイスの香り。

先ほどの女子生徒の中でやる気スイッチを入れたものの正体が分かったような気がした。

席に向かいながらエッグカレーの名前の由来となるうずらの卵の数を数えてしまう自分の小ささに少し悲しくなるけれど、お皿をよく見るとカレーの具の定番であるじゃがいも・ニンジンと共に、お肉はひき肉が使われていた。

たしかに、ここで濃厚なコクを醸し出す牛肩ブロックやブツ切りチキンだと、うずらとケンカしてしまって双方の魅力が損なわれてしまう。

むしろ敢えてひき肉を使う事で、肉の旨味を生かしつつ、メインであるうずらの魅力を最大限引き立たせることに見事成功している。

 

しかもこのうずらが絶品!! 柔らかい舌触りを楽しみつつ、一噛みすると、口の中で黄身がとろけるようにこぼれてくるではないか!!

茹で卵の黄身と言えばパサパサしたイメージがあるが、ここではご飯の熱とカレールーのスパイシーさが合わさった、まろやかで「優しい」美味しさを紡ぎ出している。

ウザがられてもいい、もう一度言おう。

これは「絶品」…いや、もう「芸術」と呼んでもいい。

 

…全てを食べ終えて友愛館を出る時には、痛かった頭や止まらなかった鼻水も何処かに行ってしまっていた。

「食」の…、いや「カレー」の力はホントにすごい。

(N.M)

 

 

 

PS:自他ともにカレー大好きを認める某T元先生は、隣で2杯目を食べながら「俺、今日死んでも後悔しないわ!! ハレルヤ!! アーメン!!」と興奮しきりでした。

よくよく話を聞くと、昨日の夜と今朝もカレーを召し上がられたとか…汗。

 



今日のランチ(2016.1.14)

雑穀ごはん・サワラ西京焼・小松菜おひたし・豚汁・牛乳・米粉ガトーショコラ

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新潟は冬。

雪が降ってる。

三年生が敬和に通うのも今月で終わり。

三年間使った聖書にメッセージを書きあう光景があちこちに。

メッセージの中で一番良く目にする言葉。

「ありがとう!大好きだよ!」

いいね、こういうの。

 

ランチホールはポッカポカだ。

みんなニコニコしながらランチを食べてる。

いつもの場所で、いつもの友達と笑いながら。

今日のランチはさわらの西京焼きと豚汁。

身も心もあったかくなるね。

これって、いいよね。すごくいい。

 

三年生がランチを食べられるのも、あと九回。

卒業したら色々あると思うよ。

腹いっぱい食べられないこともあるかもしれない。

笑顔を忘れてしまうことだって、あるかも知れない。

そうしたら、ふっと敬和に遊びにおいで。

敬和のランチを食べにおいで。

(T.H)



2016年1月14日木曜日

今日のランチ(2016.1.13)

バターロール・スパゲッティミートソース・生野菜サラダ・牛乳・プリン

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 あけましておめでとうございます。

 12月から1月にかけて、4か月を過ごした仮校舎の撤去が進んでいます。今日現在で建物の半分が撤去されました。少しずつ骨組みだけにされて消えていきます。基礎部分も整地されて元の駐車場に戻されていきます。仮校舎は今年敬和学園にいた人々だけの思い出の中に納まっていくことになるのでしょう。ようやく、不自由な生活から解放されると思いましたが、撤去工事を見ていると「全くなくなるんだな」という実感と、なぜか寂しさも感じてしまいます。

 さて、1月は3年生にとってあっという間に過ぎてしまう月です。始業日に3年生の廊下に張られたカレンダーは「終業日まであと13日」とありましたが、その日数も少なくなってきました。朝礼拝では、今日から3年生の先生方のお話が続きます。残りの日々を感じるとともに、一日一日がかけがえのない日々であることを思ってしまいます。

 

 今日のランチは「スパゲティミートソース」。

 

 スパゲティが家庭料理になったのはいつごろなのでしょうか。「ラーメン」といい「洋食」といい日本に入ってくると「別な食べ物」に変化させてしまうのが日本人、という感想をもってしまっているのですが、この「ミートソース」は野菜(トマトを含む)とひき肉をベースにしたソースでイタリア・ボローニャ地方が発祥とのことですので、これは正当なイタリア料理の流れを汲んでいるようです。私たちには、「ナポリタン」と並ぶスパゲティの基本ですよね。ところで、お店で食べるものと思われていたスパゲティが一般家庭に普及したのは1959年に缶入りのソースが発売されてからだそうです。スーパーに様々なパスタソースが並ぶ現在の出発点は55年前だったことになります。毎日いただいていた「敬和ランチ」を卒業した後の3年生はどう思い出すのでしょうか。今日は3年生のある授業が終りました。楽しそうに昼を取っている3年生の残り9日に幸いあれ。

(K.S)



2016年1月12日火曜日

今日のランチ(2016.1.12)

菜めし・サケ香草焼・野菜炒め・坦々スープ・牛乳・ミニワッフル

 

 昨夜からの降雪で、敬和の回りもすっかり雪景色に変わった。仮設校舎の取り壊し作業は大変だろうなと感じながら出勤。今日から2016年度入試の願書受付が始まった。お出でいただいた中学校の先生に「お足元の悪い中恐縮です。」と申し上げたら、「いえいえ。こちらの学校は雪が似合いますね。」と褒めていただいた。お世辞とは思うが、なるほど広い校地の木々に雪が積もり、チャペルの屋根にも雪が積もった様子はなんともいえない趣がある。

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 さて、本日のランチの坦々スープ。ピリッと辛いスープが寒さのつのる今日の敬和にはぴったりだ。メニューはずっと前に決まるはずなのに、どうしてこうも見事に気温や天気にマッチングするのだろう。と思いつついつものおかわり。

 (S.K)

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2016年1月8日金曜日

今日のランチ(2016.1.8)

中華丼・ワカメスープ・牛乳・フルーツヨーグルト

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 記録的な暖冬で年が明けたが、ようやく冬らしい寒さが列島を覆い始めた。暖かければ異常だと心配し、寒くなれば寒いで口から文句がこぼれてしまう…何とも身勝手な自分に、新年早々反省しきりであるが、そんな寒さの中で嬉しいメニューが今日の『中華丼』だ。ご飯の上に熱々の八宝菜を載せた中華料理の定番メニューの1つで、生姜の効いたあんかけの中に、豚肉と白菜、鮮やかなニンジンやサヤエンドウが彩りを加えている。噛むとじゅわっとだしが溢れる椎茸がこれまた絶品で、入っているうずらの卵の数まで話題に事欠かない。

 

 調べてみると、実はこの中華丼、日本で生まれたという説があるそうだ。昭和の初め頃、汁掛け飯など御飯におかずを載せて食べる事が流行していた東京で、中華料理店の調理人が賄い飯として作ったものが広がり中華丼となった…というものらしい。

 

 学生時代に様々な料理店でアルバイトをしたことがあるが、どの料理店でもお客様に最高の一品を用意するため、キッチンの中は多忙を極めていた。特に中華料理の場合は豊富な食材に加え、加えられる熱も高く、その国民性も相まって勢いに満ちた厨房だった事だろう。そんな中、ほっと一息つくお昼休憩の時間に、一杯の中華丼が従業員のお腹と心を満たした…。

 

 年が改まったが昨年に引き続いてテロや核兵器など、きな臭いニュースが新聞やTVを賑わせており、新しい年に希望を抱く事が難しい時代に私たちは生きている。しかし、そのような時だからこそ、心癒される一杯の中華丼、ここに喜びを見出しながら共に歩みを進めていきたいと願う。

(N・M)



今日のランチ(2016.1.7)

ごはん(ふりかけ)・サバ味噌煮・厚焼玉子・アスパラソテー・肉じゃが・牛乳・みかん

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あけおめ、ことよろ!

 

って、江戸時代からある言葉って知ってた?

江戸の人は短気だから、長い言葉を何でも短くしちゃったらしい。

例えば、「あたりめぇーだ、べらぼうめ!」(当たり前だろ、馬鹿野郎)を短くすると、

「あたぼーよ!」となる具合。

 

言葉を短くしちゃうのは、日本人の遺伝子なのかもね。

例えば、切手、食バン、教科書、ワイシャツ。これみんな省略形だよ。

もともとは、切符手形、主食パン、教科用図書、ホワイトシャツという言葉だったそうな。

 

今日のランチはサバ味噌、厚玉、パラソー、肉じゃが。

 

まいうー!

…って省略語じゃないか。

 

まあこん、毎木、食レポ、ことよろね!

(まあこんな感じで、毎週木曜日の給食レポート、ことしもよろしくお願いします。)

(T.H)