2020年7月2日木曜日

今日のランチ(2020.7.2)

菜めし・イカフライ・ワカメサラダ・豆乳スープ・牛乳・りんごシャーベット

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机の片側に座っていただくランチも3週目になりました。隣に座った生徒が同郷の3年生だったので、少し話をしてみました。進路について聞いてみると、故郷に帰るか新潟に残るかで迷っているとのこと。彼と出会ったのは1年生のときなので、その頃を思い出すと非常に感慨深かったです。当時は、「ようこそ新潟へ、敬和へ」なんて言ってたなあと思い出すと、時間は確実に経っており、その中で敬和生として成長しているんだなと感じました。

そうこうしていたら、うっかり牛乳ビンの蓋をしたまま飲もうとしてしまって、その生徒に「疲れてますね。」と言われてしまいました。「うん、そうかもしれない。」なんて言いながら大きくてサクサクのイカフライをいただきます。おいしかったです。時間がなかったので、デザートのりんごシャーベットは隣の隣の生徒にあげて、仕事に戻りました。戻る途中、ふと彼の「疲れてますね。」の声が頭の中に響きます。少しだけ歩く速度を緩めてみました。午後も頑張ろうと思います。

(Nm³)



2020年7月1日水曜日

今日のランチ(2020.7.1)

ごはん(のり佃煮)・豚肉生姜焼・野菜ソテー・味噌汁・牛乳・バナナ

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 私は芽キャベツが好きだ。理由は・・・ある。

最も幸福なのは一口目である。上の歯、下の歯であのごろっと丸いヤツを固定する。あとはもう奥歯で一気にざしゅざしゅっと、噛む。前歯なんかを使ってはいけない。理由は簡単。私は歯並びがよろしくないから。前歯を突き立てようものなら、もう隙間という隙間に葉が入り込む。にっこり微笑んで愛嬌を振りまいてみても、歯と葉が並んでいるのを見せつけるだけのこと。微笑めば微笑むほど、損をする。きっと。

 奥歯が、あの幾重にも重なった葉の層をざしゅざしゅっと突き抜けていくあの感覚が良い。味があふれ出してくるのも、内側に行けば行くほど味が染みきっておらず、素材の味が主張を強めてくるのも、芽キャベツの愛すべき特徴だと思っている。

 以上の理由により、私は芽キャベツが好きだ。

 

 今日のランチは野菜炒め。キャベツも入っている。火の通り具合が素敵で、歯ごたえを残しつつも噛む度に味が染み出てくる、そういう野菜炒め。先述のような理由から芽キャベツ好きな私に、刺さりまくってくる。そうです、私は野菜炒めが好きなのです。

つまり、私は今日のランチが好きだ。否、今日のランチも好きだ。

(M.A)



今日のランチ(2020.6.30)

ソフト中華麺(ちゃんぽんスープ)・春巻・ナムル・牛乳・ミニクレープ

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 毎回スポットで書かせていただいているランチレポートですが、学校再開までの約3か月の空白で前回書かせてもらったのはいったいいつだったのだろうと思って遡ったら、何と8か月も前でした。

ということで本当に久しぶりにお目汚しさせていただきます。

 

 学校が再開してちょうど1か月、ランチも2週間が過ぎ、敬和のランチの時間が戻ってきたような思いもあるのですが、向かい合っての食事はご法度!みんな同じ方向を向いて食事をする所謂「新しい生活様式」の実践で、楽しい時間なのかどうなのか迷ってしまう日々が続いています。

 ランチタイムが終わるとランチホール内の消毒が行われます。これは食事の時ばかりではなく、何かでランチホールを使った後も同様です。

 この消毒は教室も同様に毎日しています。消毒している教職員は、出口の見えない中決して感染させないという思いをもって、日々向き合っている次第です。

 でも時々疲れは出てきます。そんな中、力を与えてくれるのがこのランチです。普段から元気を与えてくれるランチですが、今のような先がなかなか見えない状況ではより多くの元気を与えてもらえているようにも感じます。

 

 今日のメニューはチャンポン麺。春巻とナムルが脇を固めます。仕上げがクレープ。

 

 さあ、午後も頑張ろう。こんな日々はいつか終わるはず。その時はもっと楽しくランチが食べられることでしょう。

 その日に向かって。 今日もランチ、ごちそうさまでした。

 

(さいえんす・ふぃくしょん)



2020年6月29日月曜日

今日のランチ(2020.6.29)

ワカメごはん・サバ塩焼・切干大根煮・キムチ汁・牛乳・オレンジ

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 鮭の塩焼きは特別感を求めて食べるものではない。

 踊り上がり、高揚して食べるものではない。そこにあるのは当たり前の日常に組み込まれた「こういうのが良いんだよ」感である。

 それは例えるなら疲れたサラリーマンが夜たどり着いた老夫婦が切り盛りする食堂で橙のランプに照らされる優しさであり、あるいは土曜日の遅めの昼食に扇風機のぬるい送風を浴びながら日本家屋で食べる幼少の記憶である。

 それぞれの日常の中の記憶に密接に結びついたこの料理は、かけがえのない日々の象徴である。私たちが失い、そして取り戻したいと願っているそれぞれの日常が、鮭塩焼きを通して浮かび上がる。いわば思い出の幻灯機なのである。

(M²)



2020年6月26日金曜日

今日のランチ(2020.6.26)

ポークカレー・グリーンサラダ・コンソメスープ・牛乳・ヨーグルト

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現代文の教科書に井上ひさしの「ナイン」という作品がある。1983年頃の東京は四ツ谷駅前の新道商店街にある中村畳店が舞台の一つ。20 年前にも中村畳店で間借りをしていた「私」は、久しぶりの新道商店街が飲み屋や食べ物屋、喫茶店ばかりになってしまった様子を「厚化粧の、他人の懐中を当てにしないとやって行けない、何だか脆い通りになってしまった」と嘆く。

 

小説の本筋とは違う、この何気ない章段を思い出したのは、今の日本の現状と重なるからだ。新自由主義経済を推し進め、すべての価値は市場原理で測り、市場から見放されるのは自己責任と言われた。在庫や余剰は悪とみなされ、100%稼働こそ素晴らしい経営だと思われてきた。

 

ところが、COVID-19はそれらの欺瞞をすべて曝け出したように思う。拠点を海外に移した製造業は、マスク一枚すら自分達の思うようにならない事態を招いた。稼働率を上げるため余剰を削られ続けた医療機関は、一度パンデミックが起これば、たやすく崩壊してしまうことが分かった。

 

このウイルスは、かつての大流行がそうであったように私達の生活を大きく変えるかもしれない。会社に通う、学校に通うのが当たり前ではなくなるかもしれない。農業、工業は再び従事者を増やし、国内の小さなコミュニティ相手の商売に回帰するのではないだろうか。

 

カレーを無心でほおばる生徒に、「新たな暮らしの創造は君たちにかかっているぞ。」と思った、6月下旬である。

(S.K)



2020年6月25日木曜日

今日のランチ(2020.6.25)

ソフト麺(和風汁)・イカの天ぷら・切干大根サラダ・牛乳・ミニエクレア

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 学校では、ハンディの扇風機が流行っています。マスクの暑さが本格的に体力を削る季節が到来したことが関係していると思います。去年までの私は、ハンディの扇風機を持っている生徒を見て、こんなものが流行っているのだなと思う程度でしたが、さすがに暑いのでとうとう買ってしまいました。快適でした。それと同時に気になるのはハンディ扇風機に向かって「あーーー」と言うとちゃんと宇宙人っぽくなるのかという大問題です。あの素朴な光景が好きなんです。お手持ちのハンディ扇風機がありましたら、お試しください。(飛沫にご注意ください。)

 

 今日のランチは、ソフト麺。和風汁に入れていただきます。袋から上手に出すのが難しく、慎重さを忘れてはいけません。1年生は初ソフト麺。上手に、食べているようでした。私は和風汁を、最後まで飲むことにしています。汁の出汁の美味しさを感じるとき、自分は宇宙人ではなく、日本人だなあと感じます。冷たくて甘いミニエクレアを味わって、午後の授業も頑張ります。

(Nm³)



2020年6月24日水曜日

今日のランチ(2020.6.24)

ごはん(のり佃煮)・サケ照焼・茎ワカメサラダ・肉豆腐・牛乳・バナナ

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今年は3年生の作った玉ねぎが豊作です。
ランチで絶賛活躍中です。
考えられる豊作の理由は色々あるけれど
今冬に雪が降らなかったことが大きいかもしれません。

 

今冬は変でした。
雪が降らなかったため、雪かき労作が全くなく、
雪山(施設職員の方々が朝4時に出勤して除雪車で築く敬和のマッターホルン)崩し労作に至っては、
そんな発想すら沸かない。
今年はいつもと違う、そんな冬でした。

 

去年11月に植えた玉ねぎは冬の間もスクスク成長し (あれ?冬なのにスクスク?)、
5月にはネギ坊主を付けはじめ (ありゃ。どうしよう・・・)
学校再開の6月には半数以上がネギ満開 (もうだめかも・・・)
という状態だったのにも関わらず記録的大豊作です!
毎日の3年生の労作は収穫・乾燥・仕分け・皮むき・根切り・洗い・給食室までの運搬と大忙しです。
みんな、ありがとう!

 

自分の成果を皆で分ける敬和です。
3年生が作った玉ねぎですが
もちろん1,2年生も毎日のランチで楽しんでくださいね。

 

今年の玉ねぎ、3年生の自慢です。
あまあま、トロトロですよ。美味いです。
もしよかったらお知り合いの3年生に「玉ねぎ、美味しかったです」って伝えてくださいね。

 

そして、毎年恒例「小玉ネギ、おわけします」の会も近々開催予定です。
自宅に帰る寮生も利用できるように金曜日を予定しています。
どうぞご家庭でも敬和の味をご賞味くださいませ。
そしてどうか言ってください
「玉ねぎ、うめー」って。

(M.I)