2019年10月11日金曜日

今日のランチ(2019.10.11)

栗ごはん・サバ西京焼・小松菜煮浸し・けんちん汁・牛乳・ミニアップルパイ

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 毎週、大きな台風が近付き、不安が募る週末である。台風15号が大きな被害をもたらした千葉県に再び接近する予想もある。生徒と共に被災された方々を覚えて祈り、献金を奉げた。同時に、この週末3連休ではあるが上陸が予想される東海・関東方面へ不急不要の旅行は控えるよう、気象情報と公共交通機関の計画運休の予定を伝えながら注意喚起を行った。

 

 ここ太夫浜の地にいても、最近の気候変動を強く感じる。台風だけでなく、夏と冬の気候が厳しくなる一方、春と秋が短くなっているような気がするのだ。夜気温が下がり虫の音が響いているのに、日中は半袖のほうが過ごしやすい。新潟市内では、衣替えの時期を従来の6月と10月から、5月中旬から10月後半へ大きく変更する高校もあるようだ。

 

 この気候変動について、国連で世界の首脳に対して「よくもそんなことを」と発言したスウェーデンの16歳の女性が話題になっている。「気候のための学校ストライキ」をたった一人で始めたグレタ・トゥーンベリさんである。「あなた方は空っぽな言葉で私の夢そして子ども時代を奪った。(中略)それなのにあなた方はお金の話ばかり」とメッセージは強烈だ。

 

 その強烈さゆえ、彼女には多くのアンチが湧く。いわく「誰が彼女に資金を与えたか」という陰謀論者から、「発達の障害があるようだ、かわいそうに」という差別主義、「女・子どもは黙ってろ」というミソジニーまで。だが、彼女の行動はソーシャルメディアを通じて世界中の若者と連帯して行く。敬和生よ「3連休が台風で台無し。」と嘆くのではなく、予定変更でできた時間を気候変動学習に当ててはどうか。テストにでない問題はあちこちに転がっている。

(S・K)