2021年11月12日金曜日

今日のランチ(2021.11.12)

ミートピラフ・グリーンサラダ・コンソメスープ・牛乳・ヨーグルト

1112

 

 

 「この世界で死ぬまでにしたいこと2000」という本を読んでいる。本の見開き扉には「アメリカには『BUCKET LIST』といって、死ぬまでにしたいことをリスト化する習慣がある。たった一度きりの人生なら思いっきりこの世界を遊びつくそう‼」とある。世界各地を訪れ、現地ならではの体験を2千集めた旅の本である。

 

 コロナ前、2018年の発刊なので、今はおとなしく眺めるしかないのだが、私自身の少ない体験でもいくつかリスト入りしていてうれしい。№0198バリ島でバロンダンスを見る。№0237九份(台湾)で千と千尋の舞台を撮影。№0372純白の世界遺産オペラハウス。北米のリストのほとんどは2回の海外教室引率での経験が含まれている。

 

 「たった一度きり」。敬和での出会いと体験も同じだ。敬和生はコロナ禍で制限された敬和生活を送ってきた。日々の礼拝は教室で守り、賛美歌を歌うことさえ許されなかった。53rd(2年生)は昨年ほとんどの行事を中止、縮小で終えた。宿泊行事はなし。しかし今秋、修養会を実施できたことを皮切りに、賛美歌発表会など敬和でしかできない行事が再び動き出している。

 

 感染前の行事に戻すのではない。感染防止に努めながら、新しい形態を模索するのだ。「たった一度きり」は、共に歩む学年教師、すべての教職員、そして保護者も同じである。「敬和の行事は思い出作りのためにするのではない。ともに成長するために行うのだ。」元校長小西先生の言葉を改めて思い出し、一期一会を大切にしたいと思う晩秋である。

(S・K)