2019年12月13日金曜日

今日のランチ(2019.12.13)

チキンカレー・ブロッコリーサラダ・コンソメスープ・牛乳・プリン

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 ※先週に引き続き今週も賛美歌のお話で恐縮です。

 

 本日は午前の授業を終えたら、午後からは賛美歌発表会のリハーサルである。チャペルを当日と同じ照明、ステージに整えて、各クラス7分間のリハーサルを行う。入退場を含めて7分なので、立ち位置などをあらかじめ決めておかないと、壇上で歌い始めた途端「時間です。退場してください。」と文化委員会から告げられてしまう。とてもピリピリした雰囲気でシビアなリハーサルだ。

 

 ランチホールでカレーをおかわりしようと並んでいると、1年生から「先生なんでリハーサルをこんなに早くやるんですか?」と尋ねられた。確かに、本番は来週の19日(木)。土日を含めれば、まだ5日もある。実は以前、本番近くに行っていたこともあった。しかし、リハを終えたところで生徒の意識は俄然高まる。もっと上手く歌いたいという欲が出る。いわゆる「尻に火が付く」のである。

 

 この生徒のやる気を生かすには…職員会議は紛糾し様々な意見が飛び交い大荒れとなった(すみません少し盛りました)。その結果、ほぼ1週間前のリハーサルとなったのである。こうなると教師の側も熱がこもる。リハーサルの際、担任はビデオを持ち込み録画したり、ICレコーダーで録音したりする。客観的な材料をそろえ、生徒のやる気に応えるためである。当日は教師の合唱も予定されている。

 

 たかが行事。されど行事だ。生徒のやる気、協調性、共感を引き出し、机に向う勉強だけでは学べない人格全般の成長を促す。この行事は過去2年を経験している3年生に圧倒的に有利である。しかし、1・2年生も果敢に挑んでいく。次の行事へつながることを知っているからである。さて、おかわりで満腹になったことだし、全クラスの歌声を聞くことができる幸せな時間だ。チャペルへ急ぐとしよう。

(S・K)