ハヤシライス・生野菜サラダ・コンソメスープ・牛乳・ぶどうゼリー
先日TVを観ていると、某すしチェーンのCMが目に留まった。
支配人に扮した有名俳優Kが、新しいメニューに対して懐疑的な表情で言う。
「私を驚かせたい事とは…何だね?」
酢飯にカレーという新しい味に驚いたKは、目を見張りながら「…!! なんだこれは!?」と叫ぶ…というものだった。
別に私は支配人でも俳優でもないが、今日のランチを食べ終えた今であれば、このKの驚きと衝撃に強く共感できる。それぐらい、今日のハヤシライスが醸し出すコクは素晴らしかった。
「ハヤシライス」の語源は、諸説あり定かではない。
海外から伝わった洋食の中の一品であった「ハッシュドビーフ・ウィズ・ライス」が「ハッシ・ライス」または「ハイシ・ライス」と訛って「ハヤシライス」となったとする説や、丸善創業者の早矢仕 有的(はやし ゆうてき)が作った牛肉と野菜のごった煮に由来する説など様々であるが、たとえ真実がどの説であったとしても、その美味しさと深みのあるコクに驚きの声を上げる人が多かったのだろう。もはやハヤシライスは、カレーライスに肩を並べるほど、皆に愛される国民食になっている。
そう、お替りを求める男子生徒がカウンター前に列を作るほどに…。
(N・M)