2019年11月14日木曜日

今日のランチ(2019.11.14)

ワカメごはん・豚肉生姜焼・野菜ソテー・味噌汁・牛乳・オレンジ

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 ひとりラーメン、ひとり焼肉、ひとり映画…。様々な「ひとり○○」があります。私もいつからか「ひとり○○」をするようになりました。きっかけはわかりませんが、私にとってひとりで行動することのメリットは多くあります。例えばラーメン。ひとりで行くと大抵はカウンターに通されるので、あまり並ぶことがありません。大人になってからは居酒屋にもひとりで行くことがあります。カウンターに座ると店主が話しかけてくれて、サービスしてもらえたりします。ひとり映画は一度しかしたことがありませんが、好きな映画を観ることができるし、好きなものを遠慮することなく飲み食いできます。しかし、ひとりで行っても終わった後に映画の感想を言い合う相手がいないことに気づき、一度しかしたことがありません。

 ひとりで行動すれば、マイペースな私でも人に気を遣うことなく行動できます。急に予定を変えても、行き先を変更しても、帰る時間が遅くなっても。特に、食べるのが遅い私は今まで誰かと食事を共にすることが苦手でした。自分が食べるのが遅いので、当然、相手を待たせてしまいます。さらに、話しながら食べることでより遅くなります。とても楽しい時間ですが、申し訳ないな、という気持ちに駆られてしまいます。敬和のランチでも、生徒に誘われない限り、一人で食べるか先生方と食べるかでした。最近は毎日生徒と食べています。いつの間にか生徒と食べるのが当たり前になりました。何故か違和感なく過ごせています。

 今日も一緒に食べました。毎日違う話をしていますが、必ずランチの話が出ます。今日は「なんか物足りないね」と話をしました。「わかるわかる」と目の前の生徒。私もその生徒も、もっと食べたかったのです。食べ応え抜群の豚肉にシャキシャキと程よく食感の残る玉ねぎ。生姜焼きに対し少し薄味に作られている野菜ソテー。毎日美味しくいただいているランチですが、今日は特に美味しく感じました。きっと、同じ感情を共有できたからだと思います。この感情の共有は一緒に食べていないとできません。違和感なく過ごせている理由のひとつだと思います。

 今日は強く吹く風に冷たさを感じ、肩をすくめる姿が目に入ります。温かいお味噌汁をいただいて、友愛館を出る頃には体も温まりました。午後も頑張れそうです。

(I.Y)