2019年9月17日火曜日

今日のランチ(2019.9.17)

中華おこわ・春巻・中華サラダ・ワカメスープ・牛乳・マンゴープリン

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 3時間目に生物の時間がありました。植物の配偶子形成をテーマに授業をしたのですが,「胚のう」という部位が出てきました。化学の分野では往往にしてあるのもですが,急にひらがなやカタカナがでてきます。フッ素やヨウ素,リン酸,タンパク質なんかがその例です。調べてみると多くは常用漢字外の漢字のため高校では漢字を使わずに教えるとのことでした。その昔,海外から入ってきたものを漢字に置き換えた段階で,高校化学や高校生物でこれらの用語を教えることを想定していなかったということが想像できます。そう思ったときに,随分と時代が進み,高尚な用語も高校で教えられるように教育が整備されたのだなとしみじみ考えてしまいました。ちなみに,「胚のう」の「のう」の字は氷嚢の「嚢」の字でした。袋状の形状をしているので,なんとなく想定できましたが,電子辞書で生徒に調べてもらってもなかなか書けませんでした。「胚のう」の嚢の字。ふくろと読みます。今日のランチは,パリッと揚がった嚢に入った野菜がおいしい,春巻きでした。生物を受けていた生徒に教えると歓喜の声が上がります。実際食べる際も笑顔がついついあふれてしまいます。1日短い敬和の1週間,がんばろうと思いました。

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