2016年5月6日金曜日

今日のランチ(2016.5.6)

豚肉ピリ辛丼・ワカメスープ・牛乳・杏仁寒天

0506

 

 始まる前は、どこへ行こうかと待ち遠しいのに、いざ始まるとあっという間に終わってしまうゴールデンウィーク。そもそもなんでゴールデンウィークと呼ぶのだろう、世界にはゴールデンウィークはあるのだろうかと気になり、調べてみることに。
 すると、やはりというか「ゴールデンウィーク」は和製英語で、映画業界が造った言葉ということがわかりました。1951年(昭和26年)に映画会社の大映と松竹が競作して同時上映となった『自由学校』が最高の売り上げを記録したことから、この時期に多数の動員を生み出すことや活性化を目的に、当時の大映によって作成された宣伝用語なのだそうです。そうした由来であることからか、NHKや一部の民放、新聞などはゴールデンウィークという単語を用いず「大型連休」という表現を使っています。

 日本以外の諸外国の大型連休状況はどうなのでしょうか。お隣の韓国では、祝日が少なく年に10日程度だそうです。また新暦の正月も元日が1日休みとなるのみで、大型連休と呼べるものは1月下旬~2月上旬の旧正月くらいだとか。振替休日の制度もなく、さらに、祝日を減らして勤勉に働くべしという方針で、近年どんどん減少する傾向だそうです。中国では基本的に年に2回、1週間丸々休みとなる大型連休があるそうです。欧米ではどうかというと、アメリカは休日が州によって違い、日本のように「祝日法」に相当する法律はありません。その代わり「バカンス」として休みたいときに休む習慣が定着していて、好きなときに長期休暇を取る傾向があるそうです。日本人のように勤勉なイメージがあるドイツでは、年間10日ほどの祝日があり、そこに有給休暇を組み合わせて自主的に大型連休を作るそうです。

 働き方と休み方は対になっていて、国民性が反映されやすいのかもしれませんね。

(Y.A)