2020年1月10日金曜日

今日のランチ(2020.1.10)

ワカメごはん・サバ照焼・豆もやしのナムル・塩ちゃんこスープ・牛乳・ミニエクレア

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 以前の勤務校で携わったサッカー部が快進撃を続けており、いよいよ明日、埼玉スタジアムで準決勝を戦う。敬和学園高校サッカー部の監督も同校出身であり、トレーニングゲームでは何回も胸を借りた。ここは一つ我が県の代表というだけでなく、身内を応援する気持ちで片道4時間強の道のりを苦にせず、選手ともども応援に行こうと思っている。

 

 同校に現在の総監督が着任した24年前、40数名を数えた部員が春の大会後に、1年生だけ11名になった。練習が厳しかったからである。サッカーは走る競技、走れないと勝てない、だから毎日の練習後にダッシュやランニングのメニューがあった。学校生活も厳しさを求められた。苦しくて音を上げる選手が多かったのである。

 

 厳しすぎる、と保護者からお叱りも頂いた。11人の全員のご家庭に伺って、チームの方針を説いて理解を求めた。その時の言葉が「このチームを日本一にしたい。そのためにご家庭のご協力をお願いしたい。」であった。笑われたり、真剣に受け取ってもらえないと思ったが、いずれの保護者も「それならば……」と協力を申し出てくださったことを思い出す。

 

 ぶれずにやり続けることの想いが通ずる時、何も知らない他者はそれを奇跡と見るだろう。しかし、当事者からはそれは必然であり、弛まぬ努力の結果である。敬和も、ぶれずにやり続けてきた教育がある。「時代の風は吹きたけりて、思想の波は騒ぎたてど」と賛美歌にあるように、ぶれずに「敬神愛人」を掲げ、生徒を真ん中に置く。今年もそのような歩みを進めたいと思う。 

(S・K)