2019年7月3日水曜日

今日のランチ(2019.7.3)

ごはん・のり佃煮・豚肉生姜焼・野菜ソテー・味噌汁・牛乳・オレンジ

0703

 

 

 私は野菜が嫌いでした。何が嫌いかと問われるとうまく答えられません。食感でしょうか、青臭さでしょうか。実家の食卓に生野菜が並ぶことはほとんどありませんでした。好きなものばかり出てくるので、私としてはありがたかったです。ある時、友達との会話の中で他の家庭では野菜が毎日出てくると聞いて、「この家に生まれてよかった。」と思っていました。                    

 中学生になると給食に野菜が出てきました。食べ物は残さないと決めていたので、残さず食べました。必ず野菜を最初に食べて、美味しいもの、好きなものを最後に食べるという食べ方をしていました。我慢して食べているときは憂鬱でしたが、美味しいものが待っているという思いで食べきっていました。

 野菜さえ出なければ…と考えたこともありましたが、野菜があるからこそ、好きなものはよりおいしく感じます。好きなものばかり食べていれば、美味しいもののありがたみは薄れるのではないかと思うようになりました。生活の中でも同じことを考えます。好きなことばかりしていれば楽しいです。しかし、やりたくないことがあるからこそ好きなことをしている時間はより楽しく感じるのだと思います。

 敬和のランチにも野菜は出てきますが、工夫を凝らしたメニューで食べやすくなっているので、毎日美味しくいただいています。今日の野菜ソテーは苦手なピーマンが入っていましたが、ベーコンが仲介役をしてくれたのでおいしく食べることができました。

 昔は野菜が「嫌い」でしたが、今は「好きではない」に変わりました。

(S.KⅡ)