2020年11月13日金曜日

今日のランチ(2020.11.13)

ミートピラフ・グリーンサラダ・コンソメスープ・牛乳・ヨーグルト

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 秋の地区大会を3日間戦い今日から学校復帰である。わずか16人の小さなチームが、昨年に引き続き地区ベスト4を死守したので素直に喜んでいる。しかし選手は、自分たちの3位決定戦の後に行われた決勝戦を観戦し、さらに上を目指さねばならないと感じたようだ。3年生が引退した若いチームだが、これからの伸びしろが楽しみである。

 

 このコロナ禍の影響を、部活動に取り組む生徒が納得するまで時間がかかったと思う。大会の中止、遠征や合宿の禁止。何よりも4月から新入生を迎え、仲間と切磋琢磨し笑ったりぶつかり合ったりする日々がそっくり奪われてしまったのである。インターハイの中止によって3年生最後の大会がなくなり引退した選手もいる。

 

 競技スポーツに取り組む生徒にとって大会は、勝敗だけでなく自分を知る大切な機会なのだ。競技力の優劣だけではない。学校の外に出ると自らを客観視できる場面はあちこちに散らばっている。他校の選手の挨拶や控えテントの使い方、競技に臨む姿勢。謙虚になり、自分に何が足りないか気付くチャンスである。

 

 こんな状況の中で大会に参加できることに感謝する選手がいる。誰かに支えられていることに気付いた証しだ。このことに気付かない「井の中の蛙」「内弁慶ならぬネット弁慶」な生徒が、なんと多いことか。ぜひ外へ出て、学外の基準で自分が量られる機会に触れてほしい。

(S・K)