2021年3月10日水曜日

今日のランチ(2021.3.10)

スパゲティミートソース・チーズサラダ・牛乳・フルーツポンチ

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 「いい顔するねぇ」惚れ惚れして、思わずパーテーションの向こう側へ声をかけてしまった。「えへっ?!」と驚いて、吹き出しかけたのを手で覆った後、彼女はちょっと恥ずかしそうにしていた。が、口の端を指でちょいちょいっと拭って「だって、美味しいんですもん」と、またすぐに口いっぱいに頬張り始めた。

 

 マスク生活への違和感がなくなってきた今日この頃。生徒たちの素顔を見るのは、ランチの間だけ。わずかな時間ではあるけれど、一日に一回はこのマスクの外れる時間があってよかったな、と思う。しかも、それがランチの時間でよかった。現実にはありえないけど、もしこれが授業中だけ、なんてことになっていたら。・・・あんなに幸せそうな表情には出会えなかっただろう。

 

 今日のランチは、進級を目指すみんなを応援してくれる素敵なランチ。しっかり食べたね。よし。テスト、しっかり書けるよ、きっと。

(M.A)



2021年3月9日火曜日

今日のランチ(2021.3.9)

ドライカレー・グリーンサラダ・コンソメスープ・牛乳・ヨーグルト

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 3月9日 先週の51回生を送る会で52回生が歌った曲の日、在校生は明日から始まる今年度最後のテストに向けて落ち着かない一日となったかも・・・。

 私が書かせていただくランチレポートも、今年度最後となりました。

 この一年、終始コロナウィルスに振り回される一年でした。フェスティバルや賛美歌発表会、卒業生を送る会など本来の姿での実施は困難とのことから、たくさんの我慢を強いられることになりました。それでも先が見えるのであればあれば我慢もできるけど・・・。

 

 そんなことばかりを考える日々の中で、大きな楽しみの1つがランチでした。

 ランチを食べている時間は、何物にも代えがたい至福の時でした。

 そんな今日のランチは、人気メニューの一つドライカレー。更にはすっきりとした辛さをほんのり和らげてくれるグリーンサラダ。このコンビであればいくらでも食べられそうな気持ちになります。

 

 いつもと違う一年ももうすぐ終わり。と同時に今年度のランチももうすぐおしまいです。

 この一年間、我々に癒やしを与えてくれたランチ、そのランチを作り続けて下さった調理の皆さん、本当にありがとうございました。来年度はきっと良いことがあるようにと願いつつ、今年度のランチを最後まで楽しんでいただきます。

 

 今日もランチ、ごちそうさまでした。

 

(さいえんす・ふぃくしょん)



2021年3月8日月曜日

今日のランチ(2021.3.8)

菜めし・サケ塩焼・ひじき煮・味噌おでん・牛乳・ミニクレープ

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 ひじきが鉄分の王の座を追われてから、もう何年経つだろう。今や彼はさまよえる流浪の民。体はやつれ、黒ずみ、腰は曲がり、髪は乱れ、落ちくぼんだ眼はぎらぎらと光っている。きっかけは2015年の文科省が改定した成分表。鉄鍋でなくステンレス鍋が主流となったことでひじきに含有される鉄分の量が少なくなっているという指摘であった。そこからの展開は早かった。仲間のはずのレバーや小松菜からの蔑みの目。自分を慕ってくれていたマイワシは「ひじきさんの黒って鉄分の象徴だと思ってたけど、ただの雰囲気だったんですね。サイテー。」と言って去っていった。

 待ってくれ、違うんだ。ステンレス鍋には40年以上前から変わっている。今回の調査は国産ひじきが対象で、国内流通の10%。大きな割合を占める中国、韓国産のひじきは同じくステンレス鍋でも高い鉄分を含んでいる。だから安心して食べてくれ。その魂の叫びは、「ひじきは鉄分が少ない!」というセンセーショナルなゴシップにかき消された。

 鉄分の王の座を狙うものは大勢いる。レバー、小松菜、マイワシ、カツオ、そして新顔のサプリメントども。誰も彼も自らの鉄分含有量をいきなり宣伝しはじめ、広告の踏み台にしていった。「鉄鍋はすごい」とにわかにスポットを浴びた鉄鍋業界すら大いに盛り上がった。ついこの間まで同じ釜の飯を食うどころか混ざってご飯炊いていたのにこの仕打ち。

 仕方あるまい。鉄鍋を40年前に袖にしたのはこちらだし、長年の地位に甘んじて他の食材たちに尊大な態度をとっていたのも事実。それはひじきにもわかっている。身から出た錆、諸行無常、驕れる平家は久しからず、様々な言葉が脳内をリピートし、今はただかつての栄光を、ひじきの煮汁のようなセピア色の思い出をかみしめるばかり。

 一時期、学校給食からも見直しを図られたが、まだこうしてランチの片隅に居座り、復活を夢見ている。サケの座布団で終わってたまるか、次はコラボ企画だ、テレビ特番だ、と息巻く。なにせ日本のご老人たちはまだまだ元気なのだ。

(M²)



2021年3月5日金曜日

今日のランチ(2021.3.5)

キムタクごはん・中華スープ・牛乳・杏仁フルーツ

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 太夫浜にもようやく春めいた気候が戻ってきた。校地の雪はすっかり消えた。草花の開花にはまだ早いが、朝の校地には小鳥が喧(かまびす)しくさえずっている。春の準備として、労作畑や植栽の根元に堆肥をすき込む労作も完了した。

 

 ランチの時間にランチホールへ行き、牛乳瓶を整理したり、食当の手助けをするようになって8年目になる。生徒は「生活指導主任」の仕事(服装やマナー違反をチェックしている)だと思っているようだが、そうではない。

 

 以前、受け持った生徒に、同年代とのコミュニケーションを苦手としている男子がいた。彼は、ランチを食べるときも一人だったが、食べ終わるといつも牛乳瓶を整理してきれいにケースに収めてくれていた。

 

 そんな彼が卒業文集にこんなことを書いた。「僕は体も小さく運動も苦手でした。でも敬和に入って、労作を一生懸命やろうと決めて頑張りました。給食の時も片づけを手伝ったら給食員の方から『助かるわ』と言われ感謝されました。」

 

 彼の学年のテーマは「Do for Others」だった。この学年テーマを掲げ3年間歩んだものとして、彼の労作は引き継がねばならない。と少し大げさだが思ったのである。今日もランチホールへ向かう私の背中を、彼は押し続けてくれている。

(S・K)



2021年3月4日木曜日

今日のランチ(2021.3.4)

ごはん(ふりかけ)・豚肉のカレーパン粉焼き・もやしソテー・味噌汁・牛乳・シュークリーム

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生徒に、振り返ることが大切だと言いながら後ろを振り返って、首を痛めている私です。

 

振り返ってみると、今日で私にとっては第85回目のランチレポートでした。100回くらい書いている気もしたのですが、一歩及ばず。

 

昔のランチレポートを見ていると懐かしかったですし、自分なりのスタイルの変遷が見えました。初期の頃の荒いけどエネルギッシュな感じも好きですが、小慣れた中にも新規性を見出そうとしていた中後期も捨て難いですね。

 

…何を言ってるんだか。

 

でも、日々の生活の中では、わからない変化を知るためにも振り返りは大切だなと思いました。当たり前の生活の中で忘れていた色々な感情を取り戻すことができます。皆さんも日々のランチレポートを振り返ってみることをお勧めします。(書いておられればですが…。)

 

本日のランチも美味しくいただきました。今年度のランチもあと8日。1日、1日のランチを大切にして、感謝して、エネルギーをもらって、歩んでいきたいですね。

(Nm³)



2021年3月3日水曜日

今日のランチ(2021.3.3)

ソフト中華麺(ちゃんぽんスープ)・サバ竜田揚げ・豆もやしのサラダ・牛乳・バナナ

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 3月になって3日目。そう、今日はゾロ目の日。なんだかちょっと特別な気がしてしまうゾロ目の魔力。小学生の頃に姉と一緒に使っていた目覚まし時計は、デジタル時計だった。何時何分何秒まで表示されるこの時計のゾロ目の瞬間を目撃することが、あの頃の私たちの流行りだった。大事なのはゾロ目を捉えるだけでなくて、「その次の1秒は見とっちゃいかんけんね」と、自分たちでルールを決めた。例えば、運よく11時11分11秒に出会えたのなら、11時11分12秒の1秒間はぎゅっと目を瞑り、頭の中で1秒を数えてからそっとまた目を開けるのだ。焦って目を開けて、まだそこに12の数字がある。なんてことになったら、もう気持ちはダダ下がり。

 

 今日のランチはちゃんぽんスープ。私事だが、ちょうど今年で、生まれ育った九州の地で過ごした年数とそれ以外の場所で過ごした年数が人生の半分ずつを占めることになる。ちゃんぽんを食べていてふと、随分前に始まったこのなんでもない儀式を思い出した。

(M.A)



2021年3月1日月曜日

今日のランチ(2021.3.1)

炊き込みごはん・鶏肉照焼・野菜ソテー・味噌汁・牛乳・プリン

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 今日のデザートはプリン。幼い頃、お母さんの手作りお菓子といえば「プリン」と想像する人も多いのでないかと思う。何故ケーキやお団子ではなく、プリンか。そこには「母から想像するほのかに甘く、柔らかく、優しい味わいが重なるからだろうと思う。

 今も昔も既成のプリンが何十種類も新しく次々に生まれ、販売され、生産が終わる兆しは全くない。しかしどんなに高級でもきっと母の作るプリンは特別だったな、と感じる生徒もいるだろう。

 先日1学年ではL・H・Rで「エゴグラムによる性格診断」を行った。これは交流分析と呼ばれ、相補的交流により人間関係の改善を目指すものとして使われることが多いが、今回は自己分析を試みた。いくつかの質問に答えながら、自分の性格傾向を知り、それを生活で役立てる為だ。性格は数種類に分類され、父親的な厳格さや母親的な受容的な面、理性的な面、子供の無邪気な面など、数値化して自分を見つめてみた。それと共に家族や母や父を思い出だしている生徒も多かったことだろう。

 プリンを一口入れると、優しい気持ちなるようなデザート。母なるプリンの存在は大きい。

(A.K)