菜めし・イカフライ・野菜炒め・肉豆腐・牛乳・ミニワッフル
午前中に日本史があり、さぁやるぞ!と意気込んでいたところ授業開始前に生徒から唐突に聞かれました。「先生は焼きそばと白米、一緒に食べられますか?」
皆様どうでしょうか。僕は断然「アリ」なんです。そもそも「焼きそば」と一言に括っても関西と関東で違い、関西のソースが白米に合う甘めの味付けになっているのですが、僕は大学で関西に行く前からモダン焼き(お好み焼きon the 焼きそば)をご飯と一緒に食べてきました。
そんな返答をすると周りの生徒からも「えー、粉と米と麺じゃ全然違うじゃないですか」と反感が集まります。なんならお雑煮を白米で食べる僕からすれば「一緒に食べられない」と言う理由がわかりません。全部イネですよ。と返してもいまだ納得いかず、と言う表情でした。
「共存の可能性を切り捨てずに、違う者同士のコラボを楽しむ感覚を大切にしようね」
と適当なことを言って授業に入りましたが、ランチタイムに友愛館でランチを頬張っている生徒をみて面白くなってしまいました。主食の重複にはあんなに気を使っていたのにイカフライ・野菜炒め・肉豆腐という主役級おかず三連コンボがするすると胃に収まっていくのです。不完全ながらも寛容な心(あるいは胃)が着実に育っているのです。
ごちそうさまでした。
(A.H)