2020年7月22日水曜日

今日のランチ(2020.7.22)

食パン・チキンバジル焼・グリーンサラダ・クリームスープ・牛乳・グレープフルーツ

0722

 

 

 

 ジャムと言えば。煙突が付いている三角屋根の小さな家。前掛けのついたたっぷりしたスカートを履いているちっちゃいおばさん。もひとつジャムと言えば。たわわに実った季節の果実(なぜか分からないけど、コケモモの実がマイブーム)。大きな鍋。じっくりコトコト。頭に浮かんでくる絵は、どれもかわいらしくて、幸せ。だけど、正直あまり好きになれずにいた。果物は好きだしパンも結構好きだけど、食卓に並んでいても「うーん、いいや」と選ばずにきた。

 しかし、ジャムへの私の思いはついに変えられる。遠く離れた私の実家の庭で実った杏が、愛情をたっぷり受けて小さな瓶に詰められて、私のもとへとやってきた。それはそれは綺麗で、光に透かして掲げたくなるような(ステンドグラス的な)黄金色だった。いつもの食パンを焼いてちょこっとジャムを乗っけて、一口。「あれ?おかしいな。」もう一口。「なんで?やっぱりおかしい。」もちろんおかしくはない。美味しいのだ。その日から私の常備シリーズにジャムが加わった。こういうのを「出会っちゃった」と言うのでしょうか。

 今日のランチはパンとジャム。ここだけ取り出すと、シンプルを極めたランチのように聞こえてしまうが、あえて今回はこの形でお願いしたい。言うまでもなくチキンもスープもサラダも素敵。でも、ジャムへの気持ちが高まったことでいつもにも増して今日のランチが輝いて見えた。同じように、いやそれ以上に輝いていたのはテストから解放された生徒たちの顔、顔、顔。「テスト、終わったー!」どちらの意味かは深堀りしませんが、ひとまず3日間を乗り切った自分を褒め、来週に向けてエネルギーをチャージする連休にしてほしいな、と思います。

(M.A)