ごはん(梅びしお)・ハンバーグ・ほうれん草ソテー・味噌汁・牛乳・みかん
本日は三年生の第五定期テスト初日です。メニューの主役はハンバーグ。その規格たるや、ハンバーグの概念を覆すボリュームです。なにより贅沢にかかったケチャップがいい働きをしていますね。熱々の肉厚なハンバーグに温度の面でも味覚の面でも視覚の面でも軽快さを付与してくれています。日本人は調理中だろうと食事中だろうと料理の味に困ったら醤油を足すので、醤油が万能調味料と考えられていますがアメリカだとケチャップがこのポジションにいます。中国やブータンだと唐辛子、フランスだとマヨネーズかな。
今日と明日のテスト、人によっては人生最後のテストになるかもしれませんので先生方も皆、創意工夫を凝らした問題を準備しています。SNSを見ると共通テストに対する高校生の愚痴がたくさん転がっていますが、問題を作る側にもやはり「作問者の意図」というものがあるわけで、「新しい世界に出ていく君たちにこれだけはできてほしい、これさえできれば」という能力を求めているのです。確実にまず求められているのは言語理解能力ですね。これは敬和のテストも変わりません。何を言われているのか、どういう回答が求められているのか理解する能力です。例えば一部のラーメン屋さんで「ニンニク入れますか?」と聞かれたらそういう文脈で理解しなければなりません。言葉の世界はこういうお約束事のオンパレードなのです。
逆に言うと、言葉さえ巧みに使えれば様々なことができるようになりますから、言葉はあらゆる環境に適応するための万能調味料といえるかもしれませんね。
ごちそうさまでした。
(A・H)