ごはん(ふりかけ)・鶏肉香草焼・グリーンサラダ・味噌汁・牛乳・グレープフルーツ
※本年度は「今日のランチ」金曜日の担当になりました。メニューに触れないコラムにならないよう気をつけながらも、敬和と敬和生の今を折に触れてお伝えしていこうと思います。
52回生を迎えた入学祝福礼拝後のPTA入会式で、こんなお話をさせていただいた。「ご入学おめでとうございます。今日からお子様たちは敬和のことをご家庭で沢山話すと思います。変な学校でこんな決まりがあるとか、中学では考えられないこんなことが敬和にはあるんだよ、とか。」
「また、私たちは生徒の皆さんを褒めます。感謝したり、感動したこともお伝えします。そのことをお聞きになったら、『この子は高校生にもなって、そんなおだてに乗って。』とか『言葉には裏と表があるのだよ。いちいち喜んでないで、やるべきことをやりなさい。』などと言わないで下さい。」
「むしろ、一緒に驚いて、一緒に喜んであげて下さい。自分に対する良い評価を素直に受け取り、自信につなげることはこの年代に必要です。自己肯定感は大人になってからは育てるのは難しい。そもそもなんでお子さんが保護者の皆様に話すと思いますか? 一緒に喜んでもらいたいからです。」
今日のランチホール。鶏肉にかぶりつき元気に笑顔を見せる生徒で溢れている。1年生を中心に教師も見守りながら共に食事を頂いている。多くの愛情を注がれた種は、いずれしっかりと根を張り、それぞれに見合った花を咲かせるに違いない。いつも喜び、絶えず祈り、どんなことにも感謝できる、そんな人格を育てる取組みが今年も始まる。気持ちも新たな新学期である。
(S・K)