中華丼・春雨サラダ・わかめスープ・牛乳・マンゴープリン
中華丼は熱い。そのとろみのお陰で熱がこもり続け、今まで何人の口内を火傷させてきただろうか。よく考えれば、少し待ってある程度冷ましてから口に運べばいいだけだが、そこが待てないのだ。熱いものを「熱い、熱い」と言いながら口に放り込み、口から機関車さながらに湯気を噴出しながら食べる。これが中華丼の醍醐味だ。合理的ではない。しかし合理性から離れたところに楽しみはある。「人間には痛みを受け入れる覚悟が必要な時があるのだ」などと嘯きながら、中華丼に食らいつく。
敬和の中華丼の特徴は、その具材の多さにある、うずらの卵、エビ、にんじん、白菜・・・とにかく主役級の面子が勢ぞろい。オールスターの様相を呈している。これに満足できない人は舌が肥えすぎています。中国に行って究極料理探究の旅でもして下さい
(M2)