2016年3月10日木曜日

今日のランチ(2016.3.10)

菜めし・サケ塩焼・五目きんぴら・一口おでん・牛乳・シュークリーム

0310

 

先日、某大学の先生が敬和にやってきた。

卒業生の様子をお知らせしますと、GPAの一覧表を見せてくれた。

ちっちゃな数字が並んでる。

手塩にかけた子供たちがただの数字になっちゃったみたいで、何だか可愛そうな気がした。

 

当然のことだけど、その数字はその生徒のほんの一部しか表していない。

氷山の一角よりも小さな情報だ。

その子の夢、その子の人間性、悩み、優しさや面白さ、その子の息遣い…

そういうものが、数字からは伝わってこない。

 

「この子は成績はぱっとしませんが、この子がいるとゼミが明るくなるんですよね」とか、「毎日学校に通っています。将来はソーシャルワーカーになって、人助けがしたいそうです」とか、

そんな話が聞きたいな。

 

昔、敬和に、超がつくほどの問題児がいた。

その子は理美容の専門学校に進学したんだけど、その入試担当の人が敬和に来て、

「○○くんは、良くも悪くも話題の中心ですよ。こんなことをやらかした!といえば○○くんですし、イベントで大活躍するのも○○くん。いやあ、面白い子ですね。」と報告してくれた。

嬉しかった。

 

今日のランチは鮭の塩焼き。

こいつは海や川でどんな人生を送ってきたんだろうな。

(T.H)