菜めし・サケ塩焼・五目きんぴら・一口おでん・牛乳・シュークリーム
先日、某大学の先生が敬和にやってきた。
卒業生の様子をお知らせしますと、GPAの一覧表を見せてくれた。
ちっちゃな数字が並んでる。
手塩にかけた子供たちがただの数字になっちゃったみたいで、何だか可愛そうな気がした。
当然のことだけど、その数字はその生徒のほんの一部しか表していない。
氷山の一角よりも小さな情報だ。
その子の夢、その子の人間性、悩み、優しさや面白さ、その子の息遣い…
そういうものが、数字からは伝わってこない。
「この子は成績はぱっとしませんが、この子がいるとゼミが明るくなるんですよね」とか、「毎日学校に通っています。将来はソーシャルワーカーになって、人助けがしたいそうです」とか、
そんな話が聞きたいな。
昔、敬和に、超がつくほどの問題児がいた。
その子は理美容の専門学校に進学したんだけど、その入試担当の人が敬和に来て、
「○○くんは、良くも悪くも話題の中心ですよ。こんなことをやらかした!といえば○○くんですし、イベントで大活躍するのも○○くん。いやあ、面白い子ですね。」と報告してくれた。
嬉しかった。
今日のランチは鮭の塩焼き。
こいつは海や川でどんな人生を送ってきたんだろうな。
(T.H)