ごはん(ふりかけ)・サバ照焼・茎ワカメサラダ・さつま汁・牛乳・ミニエクレア
はじめてエクレアという食べ物を知ったのは小学校1年生の時。寝るときに母が読んでくれた「チョコレート戦争」という本に出てきたのだ。
「これをたべるには、上品ぶってフォークなどでつついていたら、なかにいっぱいつまっているクリームがあふれだして、始末のおえないことになる。そばを、つるっとすくってたべるように、いなずまのような早さで食べなくてはならない。そのため、フランス語でも、この菓子の名前を「いなずま(エクレール)」というのである。」(「チョコレート戦争」大石真)
どんなお菓子なのだろうと想像しながら、いつか食べられる日を夢見ていた。だからエクレアなんて聞くと、小さい頃の懐かしい思い出や温かなうとうととした時間を思い出す。そんな私の大好物がランチに出るなんて!そんな小さなことでも幸せを感じる。
そして今日は何といっても「さつま汁」。この秋に敬和の畑で収穫したさつま芋がごろごろ入っている。今年は小ぶりだが、あまくて美味しい。私のクラスもつい先週の労作でさつま芋掘りをしたばかり。なんだかみんなの顔も嬉しそう。やはり自分たちで育てたものがランチに登場するのはとても喜ばしい。この季節ならではのメニューに心もほっこり。今日もごちそうさまでした。
ねえねえ、今日は放課後にさつま芋が100円で販売されるらしいよ。楽しみね、幸せね。
(A.Y)