ソフト中華麺(味噌野菜スープ)・棒ぎょうざ・ぜんまいナムル・牛乳・ミニタルト

今年は、サツマイモが豊作です。大変、良い出来でした。
ランチ用に“煮てもOK、焼くとほくほく”「紅あずま」、焼き芋用に“とろっと蜜イモ”「べにはるか」を栽培しています。
労作科として、サツマイモ栽培に主体的に携わって10年になります。
農作業は自然との対話。お日様にお伺い立てながらの毎日です。
教科書通りにはいきません。ほかの場所でうまくいった方法が、海が近くて年中風が吹き、雪もまあまあ降り、夏も暑い太夫浜の砂地ではうまくいくとは限りません。
しかも、敬和学園の労作は「授業」です。日にちと時間帯が決まった中で作業を進めるしかありません。やるべき作業が、ベストのタイミングでできないこともしばしば。
そんななかでも敬和のサツマイモ栽培には、私の労作科の10年間で見出した経験則があります。
「生徒に『雨降ってんのにぃ』と言われながら、カッパ着て苗を植える」と、その年は成功。
ちょっと振り返ってみました。
https://www.keiwa-h.jp/?p=100967
1年生、カッパ着てますね。
植え付け時に雨。それが、サツマイモ栽培の勝利の方程式。ゴールデンロード。
前夜からの弱い雨を含んだしっとりとした砂に植え、そのあとも雨が十分に降ると、
明らかに苗の活着がよくて、新しい葉を出した2週間後の輝く畑にほれぼれします。
クラスの焼き芋でも食べきれず、サツマイモ献金をしてもさばけず、オープンスクールで振舞って、調理実習で豚汁に使い、ランチでも食べきれない。
先日、飯豊クラスの労作で段ボールで9箱詰めてもらい、妙高クラスの労作で車に積み込んでもらい、新潟市北区社会福祉協議会に持っていきました。「フードバンクにいがた」さんや、北区内のお困りのご家庭や、こども食堂にお分けするそうです。
それでもおイモさんは、段ボールで10箱、大きなコンテナで3箱あります。段ボールのおイモさんは、お世話になっている福祉施設にお配りしようと思います。
そして、コンテナ3箱分。今後もランチでおイモさんは活躍します。(なお、今日は活躍していませんでした。)
(M.I)